入院する その3
入院してから五日が経った今日、また一つ、嫌なことが増えた。
「食事」だ。
量や味付けには何の文句もないが、時間通りに配膳されるのが嫌だ。
自分のタイミングで食べられない事にいい加減うんざりしてきたのだ。
この感覚は、眠くもないのに強制的にベッドに寝かされたり、したくもないO721をさせられたりする感覚と同じではないだろうか。いや、勿論そんな経験はないけど・・・。
今の僕にとって一日の食事を4~5回に分けて食べるアスリートはフードファイターで、
仕事でドカドカ食いまくっているギャル曽根やジャイアント白田は、もはや都市伝説の部類に入る。
しかし一方で、日常的に朝昼晩と規則正しく食べていれば、きっとこんな風には思わずに病院食のスタイルになじむのだろう。結局は自身の食習慣の乱れが原因なのだ。
が、やはり食べたい時に食べたい物を食べるというのが一番の幸せ。
矯正された食生活も、後三日で終わる見込みだ。
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~余談~
過ぎ去りし2月14日の昼食。
今年のバレンタインデー、僕が唯一貰ったチョコレートだった。
もう食べたいとは思わない味でした。